現在位置の階層

  1. トップ
  2. ニュース
  3. 令和元年(2020年)度「コンテンツ活用促進事業費補助金」実施報告

令和元年(2020年)度「コンテンツ活用促進事業費補助金」実施報告

リポート

更新

実施事業のイメージ画像
一般財団法人さっぽろ産業振興財団では、「コンテンツ活用促進事業費補助金」制度を平成26年度より実施しております。
本補助金は、自社の経営課題を解決するために、札幌市内に本社のあるクリエイターと連携して、クリエイターが生み出す『アイディア=コンテンツの力』で、経営の活性化を目指す北海道内の中小企業等を支援するものです。

平成31年度(2019年度)は、2件の応募があり、2件が本補助金交付を受けて事業を完了しました。

実施概要

1. 公募期間

平成31年6月3日~同年8月30日17時まで

2. 応募数と採択事業数

2件の応募のうち2件の事業を採択

3. クリエイター×他産業 関連イベント

(1)財団主催「「FOOD FAIR 2020 ~食のビジネスマッチング~」展示・勉強会
  • 日時 : 令和2年(2020年)1月20日(月曜日)10時から18時
  • 会場 : ロイトン札幌 2階ロイトンホール(札幌市中央区北1条西11丁目)
  • 内容 : 札幌アートディレクターズクラブ(SADC)の協力のもと、主に札幌市内のクリエイター、特に食品のブランディングや加工食品のパッケージデザイン等を得意とするアートディレクターやデザイナー等が手がけた商品等を展示した。勉強会「道産子だけでできる価値ある商品デザイン」では、中小企業の多い北海道で「自社の商品デザインを頼むとしたら、誰にどのように声をかけたらいいのか?」という素朴な疑問を解消するために、市内の現役デザイナーを招いた事例紹介を行った。
(2) 新しい価値をもたらす 企業×クリエイティブ vol.1「クリエイターとの展覧会で広がり続ける紙箱の魅力」
コロナウィルス感染拡大のため次年度へ延期となりました。
(3) 新しい価値をもたらす 企業×クリエイティブ vol.2「中標津町のクリーニング店がオリジナル商品を展開するに至るまで」
コロナウィルス感染拡大のため次年度へ延期となりました。

コンテンツ活用事例の報告

平成31年度「コンテンツ活用促進事業費補助金」の採択事業2件を報告します。(採択事業者50音順)

事業名:「北日本フードブランド差別化のためのレシピ動画制作・WEB特設ページ制作」

北日本フード株式会社 × クリエイター (株式会社REACTOR/株式会社GEAR8 秦野 祐介)
現状課題
  1. 手間隙かかる「二度漬け製法」により、旨味がしっかりしているので料理に使ってもしっかりとした味付けが特徴という他社キムチとの最大の差別化ポイントの訴求が出来ていない。→ 単に製法を訴求しても消費者には響かない。
  2. 安さを求めるヤングファミリー層に向け、安さだけではないキムチの価値を提案できていない。
  3. ヤングファミリー層、その予備軍(10代の若者)の接触率の高い媒体展開ができていない。
コンテンツ制作
  • 「スーパー極上キムチ」を活用したレシピ動画の制作(レシピ動画7本)
  • レシピ動画を紹介するWEB特設ページの新設
  • レシピ動画を元にした時短・簡単レシピTV-CM1本の制作
VOICE(感想)

北日本フードブランド差別化のためのレシピ動画制作・WEB特設ページ制作を行う過程で、弊社商品「スーパー極上キムチ」の認知度に驚かされました。スーパー極上キムチを活用したレシピ動画の作成には、市立札幌大通高等学校の生徒様、先生様には簡単に出来るレシピを考えた結果、生活の中から生まれたレシピとなりました。レシピ考案により商品がお客様と繋がった瞬間だと感じました。また、プロの料理人とのコラボレシピも含め、キムチをそのまま食べるだけではなく調味料や材料として幅広く食卓に並ぶメニューが完成しました。
動画レシピ・CM編集では(株式会社)REACTOR様に撮影中にも様々な事で協力を頂き、Web編集ではGEAR8様に画面上で解りやすく作成する事で、「スーパー極上キムチ」のブランドイメージが向上するコンテンツが出来上がりました。

事業名:「肉牛牧場が経営するオホーツク初となるワイナリーのブランディン グ事業」

株式会社未来ファーム × 合同会社タジマコウコクシャ
現状課題
新規ワイナリーオープンへ向けブランディングの確立、デザイン・ワインラベルエチケット等の作成とともに、当社の主体事業である和牛生産との相乗効果を狙う。各アイテム・ツールにより、ワイン及びワイナリーの魅力を効果的に発信する。
コンテンツ制作
  • C.I. / V.I.デザイン
  • ワイナリーショップ関連デザイン
  • ワインエチケットデザイン
  • ギフトデザイン
  • 広報、啓蒙ツールデザイン
  • その他、和牛とのコラボ企画 等
VOICE(感想)
今回のブランディング、デザインの実施により、ワイン及びワイナリーのブランド化の準備を整えることができました。「農家レストランに係る国家戦略特区」が全国展開される見込みもあります。自社の和牛・自社のワインを一緒に提供することも目指していきたいです。

問合わせ先

インタークロス・クリエイティブ・センター 事務局

ICC事務局の受付・取扱時間は、9時から17時までとなっております。
(土曜日、日曜日、祝日は除きます。)

  • 住所:郵便番号003-0005 札幌市白石区東札幌5条1丁目1-1
  • 電話:011-817-8911
  • ファックス:011-817-8912
  • E-mail:info@icc-jp.com