令和3年度「札幌試行錯誤」採択アイデアのプロトタイプ発表!
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アイデアからプロトタイプへ。
アイデアが採択された3組については、定期的なミーティングを重ねたり、合同発表会でのプレゼンテーションを行ったり、お互いの意見や感想を述べあったり等、約6ヵ月にわたり試行錯誤を重ねながらプロトタイプを作っていきました。
今後、それぞれのプロトタイプは、さらにブラッシュアップされながら世に出る準備をしていきます。
ICCでも引き続き、3組のプロトタイプの感想やご意見等をいただく機会をつくったり、次の展開に向けたプロモーション等を進めていく予定です。
- 募集期間:2021年6 月10 日(木曜日)~9 月30 日(金曜日)
- 採択件数:3件(応募件数8件)
【CASE1】新しいウィンタースポーツ 「Ninja Ski」
提案者:北名 勝正
概要
国内外の非降雪エリアに住むウィンタースポーツを楽しみたい(興味がある)人々をターゲットに、新しいウィンタースポーツとして、スキーのような滑走具(足、膝、手に装着)3点セットとそれにマッチするスノーウエアのデザインを開発しました。国内向け名称は『Quad Ski(クアッドスキー)』。
今後は、レンタル用としてギア3点セットを10ヶ所のスキー場に置いてもらうことを目指します。
- ギア3セット(バージョン3)
- 足用スキー(バージョン4)
- スーツデザイン
【CASE2】「Silicone Candle Stand」安全に楽しめる転倒しづらいキャンドルスタンドの開発
提案者:伊藤千織(伊藤千織デザイン事務所)
概要
インテリアや癒しに関心のある20〜40代の女性や個性的なデザインプロダクトのギフト市場をターゲットに、吸盤型の底面形状の倒れづらいディナーキャンドル用スタンド(Qタイプ)、バスルーム等の壁面設置型やティーキャンドル用ホルダー(Bタイプ)を開発し、新たなキャンドル使用のシーンとして灯りを楽しむ心豊かな暮らし・ライフスタイルを提案しました。
今後は、最終デザインの確定と意匠登録の申請後(現在申請中)、製造メーカーへの商品提案プレゼン等を行うとともに、並行して提案内容のブラッシュアップを継続します。
【CASE3】「あたらしい民話」
提案者:あたらしい民話事務局(堀内まゆみ・鼓代弥生・越智香奈江)
概要
自分の住む地域の歴史や魅力(利点・難点)を知っている人々をターゲットに、地域の記憶や記録、及び個人一人ひとりのインタビューから集めたエピソードをもとに『民話』として言語化し(プロトタイプは夕張・三笠炭鉱編の電子書籍・絵本・フリーペーパー)、その土地や人の魅力を再発見するサービスを提案しました。
今後は、ポジティブなインナーブランディングを行っていくためのサービスとして、インタビュー〜民話の創作〜さまざまな形でのアウトプット〜民話の語り(発信)までを一つのパッケージとして地方自治体等への提案を図ります。
- 電子書籍
- 絵本とフリーペーパー