「SMFコトバワークショップ2021 #1」リポート
PICK UP
更新
ページ内目次
11月20日(土曜日)、札幌メディア・アート・フォーラム(SMF)による、学生とプロによる「SMF コトバワークショップ2021 #1」が開催されました。
プロのコピーライターさんから「直接」学べる貴重なワークショップとして毎年好評です。
本年度は、緊急事態宣言が続いたため開催が8月から11月へと延期になりましたが、道外・道内各地より14校(34名)の参加がありました。(学校数としては過去最多です!)
学校、学部、学年の垣根を越えて、コトバと真剣に向き合った一日をICCがほんの少しリポートします。
【札幌メディア・アート・フォーラム(SMF)とは?】
産学官の活動体として、情報文化学会北海道支部、行政(札幌市、ICC)、関連教育機関、現場のクリエイター、関連企業などと連携をとりながら、メディア・アート・デザインおよび産業の高度化、活性化に寄与する活動を展開しています。
プロのコピーライターさんから「直接」学べる貴重なワークショップとして毎年好評です。
本年度は、緊急事態宣言が続いたため開催が8月から11月へと延期になりましたが、道外・道内各地より14校(34名)の参加がありました。(学校数としては過去最多です!)
学校、学部、学年の垣根を越えて、コトバと真剣に向き合った一日をICCがほんの少しリポートします。
【札幌メディア・アート・フォーラム(SMF)とは?】
産学官の活動体として、情報文化学会北海道支部、行政(札幌市、ICC)、関連教育機関、現場のクリエイター、関連企業などと連携をとりながら、メディア・アート・デザインおよび産業の高度化、活性化に寄与する活動を展開しています。
コトバとは、一生のつきあいだから。
対面のだいごみ。
モノゴトを、様々な視点で考える「楽しさ」や「大切さ」を知ってもらおう。
と始まった、SMFのコトバワークショップ。
2010年より始まり、今年で12年目の開催となりました。
あたりまえになりつつあるコロナ禍のオンライン講義から飛び出した学生たち。
久しぶりのグループワーク。隣の人との距離も新鮮に感じます。
ワークショップの始まりは、講師の長岡さん&池端さんによるレクチャーです。
そして、個性的な講師陣の紹介、運営をお手伝いしてくれるOBOGの紹介へと続きます。
Aチーム:池端宏介さん(インプロバイド)
Bチーム:三枝史子さん(ハラッパ)
Cチーム:佐藤秀峰さん(かもめプランニング)
Dチーム:岩崎浄美さん(かもめプランニング)
Eチーム:長岡晋一郎さん(北海道博報堂)
Fチーム:遠藤誠之さん( アルファシリウス)
真剣な眼差しのなか、ちょっと不安げな表情も見え隠れ。
なんとNHKの取材も入っている。ガンバレ若人たち!
と始まった、SMFのコトバワークショップ。
2010年より始まり、今年で12年目の開催となりました。
あたりまえになりつつあるコロナ禍のオンライン講義から飛び出した学生たち。
久しぶりのグループワーク。隣の人との距離も新鮮に感じます。
ワークショップの始まりは、講師の長岡さん&池端さんによるレクチャーです。
そして、個性的な講師陣の紹介、運営をお手伝いしてくれるOBOGの紹介へと続きます。
Aチーム:池端宏介さん(インプロバイド)
Bチーム:三枝史子さん(ハラッパ)
Cチーム:佐藤秀峰さん(かもめプランニング)
Dチーム:岩崎浄美さん(かもめプランニング)
Eチーム:長岡晋一郎さん(北海道博報堂)
Fチーム:遠藤誠之さん( アルファシリウス)
真剣な眼差しのなか、ちょっと不安げな表情も見え隠れ。
なんとNHKの取材も入っている。ガンバレ若人たち!
-
今年はコロナ禍の制限もあり、札幌市産業振興センターの一番大きい部屋(セミナールームA)を本会場、ICCをアイデア出しの場(サブ会場)として開催しました。
-
「ダイエットには、■■恋を。」長岡さん
-
「たくさんの視点でテーマをみつめる」池端さん
-
三枝さんのご紹介
-
佐藤さんのご紹介
-
岩崎さんのご紹介
-
遠藤さんのご紹介
「あたりまえ」を見つめてみる。
さて、ウォーミングアップ課題の発表です。練習課題は「オンライン慣れしてしまった大学生にキャンパスや対面授業の良さを伝えるキャッチコピー」です。
2年前は、当たり前にキャンパスへ通い、当たり前に講義を受ける日々だったはず。
まさか、学生のうちに、学生のあたりまえを、学生が振り返り、見つめ直すことになるとは。
課題を受けて、さっそくペンを動かす学生たち。こんな光景も久ぶり。
なんだかんだで、楽しそう。
-
練習課題(ひとり1案)「オンライン慣れしてしまった大学生にキャンパスや対面授業の良さを伝えるキャッチコピー」
-
まだキャンパスライフを経験していない2年生や、オンラインで就活する4年生ならではのあるあるなど、いろんな立場で深堀していきます。
-
チームごとの発表。ストレートに響くもの、「そうそう。そうだよね」と思わず共感したくなるもの、練習とは思えない完成度に講師陣もびっくり。OBOGメンバーによる運営も素晴らしい。
色んな視点・立場で考えてみる。
ウォーミングアップの次は、本課題の発表です。お題は、「若者の投票率を上げるキャッチコピー」です。
ちょうど衆院選が終わりホットな話題ですが、取り扱いが難しいテーマでもあります。
練習課題とは異なり、ピリッとした緊張が走ります。
さてさて、どれだけ色んな視点や立場で考えられるのか。課題を深堀りすることができるのか。
この過程を積み重ねたその先には、伝わるキャッチコピーが待っているはずです。
-
本課題(ひとり2案)「若者の投票率を上げるキャッチコピー」
-
「選挙」「若者の投票」について、深堀りし、キーワードを絞っていきます。
-
ときに真剣に、ときにさりげなく、アドバイスをくれたり、質問を投げかけてくれる講師陣たち。
-
3時間という短い時間でしたが、ストレートに訴えかけるもの、共感をうむもの、問題提起するもの、新しいイメージを提案するものなど、68本さまざまな個性あふれるキャッチコピーが生まれました。
「ことなる」を楽しんでみる。
12年目を迎えたコトバワークショップ。今では、OB、OGが全国各地で活躍しています。コピーライターやデザイナー、コンテンツクリエイターといったクリエイティブ業界で活躍する人もいれば、
製造、IT、教育、小売り・販売、地域活性、スタートアップなど、各産業分野で活躍する人もいます。
(YouTuberはまだいません。)
彼らに共通しているのは、広い視点をもてること。
モノゴトを様々な視点でみつめることができるということは、自分の立場を変えて考えることができること。
視点が多ければ多いほど、創造性も磨かれるはず。
ICCでは、そんな「クリエイティブに考えることができる」人材が増えることを応援しています。
互いに刺激し合い、創造力豊かな人が増えることで、札幌市全体が創造性あふれる都市になっていく。
そして、その結果、札幌市や北海道の産業が活性化していく。
そんな、スパイラルが目的のひとつでもあります。
このワークショップがきっかけで、参加した学生さんの心が動き、意識が変わり、
今後、何かしら、札幌・北海道と関わる仕事で活躍してもらえたら、ICCとしても嬉しい限りです。
世界規模で環境や経済が変化するなか、あたりまえがあたりまえじゃなくなることもある。
そんな時代を生きるZ世代のみなさんにとって、異なることに向き合う機会が増えてくるかもしれません。
どのような時代でも、どのような職業でも「本質を見ること。広い視点で考えること。」はチカラになります。
「ことなる」ことを楽しんでみる。そんな視点も持ち続けてください。
ICCはみなさんの活躍をこれからも応援しています!
【お知らせ】
「SMFコトバワークショップ」についての最新情報は、ICCのウエブサイト、SNSでも随時ご紹介します。お楽しみに!
キャッチコピー一覧
お題「若者の投票率を上げるキャッチコピー」
- 投票したら、そばにいてあげる。
- 自分がいきたいか、どうかだ。
- 週休5日になりますように。
- ダサいことは悪だから。
- ムシ歯治すのに10万円。
- 帰り道、たんぽぽをみつけた。
- 学費安くしてよね。
- 選挙(あいつ)、さみしがってたよ。
- 交通手段、車だけでは生きていけない。
- 「選挙行った?」次に聞くのはあなただ。
- 私も、そのひとり。
- どうするべきなんだろう。
- その金欠も、政治だよ。
- 大人を黙らせろ。
- 歳をとりたくない。
- 関係ない。関係ない?
- チャンスじゃん。
- その時給でほんとうにいいの?
- 遊べる庭がほしいだけ。
- 予習なんていらない。
- ちょっくら、行ってくら。
- サンデー、参政、大賛成!
- 『2000万』貯められる?
- 親になるにも金がいる。
- 誰かと過ごす、投票日。
- 肉まん買いがてら。
- 18さい、超えた券について。
- 5分で変えられる日常。
- ワンチャンあるかな?
- ネットでさくっと調べてみよ。
- オレ(投票箱)の中身、いっぱいにしてみてよ。
- 天気変えるより、カンタンじゃん。
- 詳しくても、詳しくなくても。
- 虹を見てハッピー、投票してハッピー!
- 一緒に行こう。
- わりとすぐ終わる。
- お金がない。投票いこうか。
- 安心してください。案内者います
- 上げよう!最低賃金
- 気持ちよく文句を言おう。
- バカ者の投票率0%
- 投票、当然。おっさん、落選。
- 初投票、みんなで行けば怖くない。
- 周りが行ってるからで行ったっていいじゃない。
- 嘘つきを見破れ。
- 未来が白紙はやばいでしょ。
- 案外、かわいい人もいる。
- やべー奴が、選ばれる前に。
- 大学行っても就職できないっておかしくね?
- of the senior,by the senior,for the senior
- 箱推しも 単推しも大歓迎。
- 寄り道のセブンティーンアイス2本
- だって、老い先長いから。
- 未来の私が殴りにきた。
- ※顔で選んでOKです
- スタバより簡単です。
- 投票率が上がったらどうなるの?
- 「どの議員推し?」
- 底辺国家日本でいいんですか
- 老働政治の自覚ある?
- 選挙の話を世間話に。
- 行かないは意思。知らないは恥。
- 白紙だって1票なんだ。
- 選挙を知るのも、また選挙。
- 若者が減っていく。1票が重くなる。
- 1万ツイートより1票。
- 投票は1日、効果は4年。
- お前、それ、ゴミになるぞ。