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令和2年(2020年)度「コンテンツ活用促進事業費補助金」実施報告

リポート

更新

「コンテンツ活用促進事業費補助金」は、北海道内の中小企業者が自社の経営課題を解決するために、札幌市内に本社のあるクリエイターと連携し、クリエイターが生み出す『アイディア(デザインやコンテンツ)』で、経営の活性化を目指す取り組みを支援するものです。

令和2年度(2020年度)より、公募のスキームを一部更新し、企業側とクリエイター側がより協業できるカタチを整えリニューアルしました。
コロナウイルス感染症の影響で公募開始時期が例年より遅くなりましたが、2か月間の公募期間で6件の応募があり、5件が採択され、4件が本補助金の交付を受けて事業を完了しました。

実施概要

1. 公募期間

令和2年8月14日(金曜日)~同年10月15日(木曜日)17時まで
※新型コロナウイルスの影響により、公募期間が短くなりました。

申請に向けたステップ

  1.  ICC企業相談への申込
    • 補助金申請者(企業側)は、事前にICCによる企業相談を受けることが必須です。(完全予約制・オンライン可)
  2.  「企業シート」(様式1-2)の完成
    • クリエイター側が企業側に提案しやすいように、ICCが企業情報(理想、現状、課題(表層的なギャップ)、その他周辺情報)をヒアリングし、「企業シート」に落し込みます。(相談後1週間以内)
  3.  クリエイターへの相談
    • 企業は「企業シート」をクリエイターへ提示し、相談を掘り下げていきます。
  4.  クリエイターによる提案
    • クリエイターは「企業シート」を基に専門的観点から情報を整理し本質的な課題を見つけ、解決策や手段を提案します。(提案書と見積書の提出)
  5.  申請書類等の作成
    • 企業はクリエイターからの企画提案書、見積書等の内容を申請書類にまとめ申請書類等を完成させます。
  6.  補助金申請へチャレンジ
    • 採択の可否に関わらず企業はクリエイターとの契約を守ることが前提です。

2. 応募件数と採択事業件数、交付件数

応募6件、採択5件、交付4件

事例報告(1) 北海道ポラコン株式会社(道内企業)× 三善デザイン事務所(市内クリエイター)

北海道ポラコン株式会社
本社:札幌市中央区 
主な業務:コンクリート製品および付帯品の製造販売、コンクリート製品の付属工事等

三善デザイン事務所
本社:札幌市中央区
主な業務:デザインコンサルティング・デザインプランニング・デザイニング

事業名:「事業多角化に備えた企業のCI、VIプロジェクト」

現状課題
当社は透水性の多孔質コンクリートを製造・販売しておりニッチマーケットということで、大きい商いではないながらも比較的安定した経営を行ってきました。しかし、少子高齢化の日本においてはマーケットの縮小は不可避であることからここ数年、‘異分野への参入’‘’海外への展開‘’事業の買収‘など攻めの経営を行なっています。その中の課題として「社内の意識統一がなされていないまま走っている」という感覚があり、今後の更なる発展のためにはCI、VIを整備し、全社員一丸となることが現段階で必要であると考えていました。
事業の取り組み
創業50周年を目指したプロジェクト第1弾として実施。
「会社の現状を把握、分析し、未来を考える」
  1. 社員に数回のレクチャーとアンケートを実施
    • 会社の特性を考える。
    • 会社の目的とターゲットを考える。
    • 会社の現状分析と今後の可能性を考える。
    • キーワードから会社のビジョンを考える。
  2. 1を受けて会社の理念、キャッチコピーを考える。
  3. マーク、社名ロゴタイプデザイン、アプリケーションデザインの作成
  4. 会社概要の作成
    • 会社イメージのための写真撮影(社員、作業現場、工場、商品など)
    • 会社のデータを収集、整理する。
  • マークと和文・英文ロゴタイプの組み合わせ画像 会社新マークと会社ロゴタイプ
  • マークコンセプトの画像 会社新マークの説明
企業側の声(感想)
ー補助金申請にあたり
今回、事前にヒアリングを受けてから申請、ということで自身初めてのスキームでした。色々とお話をするまでは漠然としていることが多かったので「ICC企業相談」を受けることで課題が明確になり、また方向性は間違っていないことが認識できたので良かったと思います。また「企業シート」に落とし込むことで、クリエイターの三善さんとしてはある程度整理された情報がベースとなったと思うので良かったのではないかと感じています。
クリエイターとは申請する前からコミニュケーションを図っていたため、事業スタート後もスムースに意識統一しながら進めることができました。

—クリエイターとの連携について
今回は、本補助事業だけでなく2年後の創業50周年を目指してプロジェクト化することになったため、社員の巻き込みが必須でした。当初は社員と当方の温度差を感じましたがクリエイターの三善さんのご尽力により回数を重ねるごとに社員が一体化していくのがわかりました。また社員のアンケートをもとに諸々をビジュアライズ化していったのですが、やはりデザイン力が秀逸で皆納得のものが出来上がっていったと思います。

—今後の展開に向けて
当社のビジネスモデルとしてこれまで‘B to B’がベースとなっていましたが、三善さんからは「今後の御社の発展のためには、より‘C’を意識した方が良いのではないか?」というアドバイスのもと成果物も作っていったので、作り出したものをアイコンにしながら、新しい製品やサービス、また‘C’を意識した情報発信を積み上げていきたいと思います。また同業、異業種問わず今回整理した理念やビジョン、デザインから外れないように経営を行なっていきたいと思います。

事例報告(2) 株式会社 豆太(道内企業)× 株式会社COMMUNE(市内クリエイター)

株式会社豆太
本社:札幌市手稲区 
主な業務:とうふ・揚げの製造・卸売

株式会社COMMUNE
本社:札幌市中央区
主な業務:ブランディング、クリエイティブコンサルティング、グラフィックデザイン、パッケージデザイン、ウェブデザイン等

事業名:「『豆太』から『MAMETA』へ リブランディング」

現状課題
当社で開発を進めている大豆を原料とする新商品群の商品化と、それらを自社で販売するための新たな販売チャネルの構築にあたり、従来のとうふや揚げのブランドである「豆太」とは異なるブランド作りを自社で進めてきたが、うまくいっていませんでした。
原因として、既存ブランドの「豆太」と新ブランド双方の位置づけが明確でなく、新ブランドのコンセプトが曖昧であったことがあり、これまでのブランド戦略を根本的に見直し、現在の豆太ブランドと連続性がありつつも差別化された新ブランド作りを行う必要がありました。

事業の取り組み
『「とうふからSOYへ、北海道から日本・世界へ、「豆太」から「MAMETA」へ」をテーマに、ブランドコンセプトの策定とブランドデザインにより、動物性食品の代替となりうる大豆関連食品の開発販売と、大豆文化の発信をになう強いブランドを確立する。』ことを目的として、当社で開発を行っている大豆関連の新商品群を統一し、従来のとうふ等のブランドである「豆太」とは一線を画す新ブランドのアイデンティティの確立(ブランドコンセプトの策定とブランドアイデンティティの作成)を行いました。

具体的には、連携クリエイターである「COMMUNE」の協力のもと、同社のプロジェクトアウトラインに基づき、ステージ1から3までの各フェーズについてインタビューや同社からの提案内容を、メールでのやり取りや打合せ(面談)を通して検討するという方式で進めました。
  • ステージ1-1「ヒアリング」
    • 目的:ブランドのコアを言語化する
    • 内容:ヒアリングシートに基づき、事業概要、課題の確認、自社の強み・弱み、自社の現状や業界での位置づけ等、7分類26項目のアンケートに答え、これに基づいてインタビューを行い、より深く掘り下げることで、ブランドの核となるものの抽出作業を行った。また、他社店舗画像サンプルによりイメージの具現化や共有を行った。
  • ステージ1-2「ブランド ディレクション」  
    • 目的:ブランドの方向性を確認する
    • 内容:ヒアリングの結果をもとに、ブランドとしてのゴールの明確化、ゴールまでの道筋、(仮)基本コンセプト策定、現在の全商品パッケージ確認、(仮)ブランド構造の検討等を行った。また、商品パッケージ画像サンプルによりイメージの具現化や共有を行った。
  • ステージ2「ブランド コンセプト」
    • 目的:ブランドコンセプトを策定する
    • 内容:ブランドの位置付けやコンセプトについて検討、決定した。具体的には、ブランドの構造、ターゲットの明確化、ブランドの属性と価値、ブランドの定義、ブランドの社会的価値や市場での位置づけ、デザインのためのキーワードやトーン(色彩)、ブランドのストーリー、ブランド名、ブランドのタグ(キャッチコピー)、ムードボード(ブランドイメージ)のサンプル画像、デザインのポイント等について検討し、決定した。
  • ステージ3「ブランド アイデンティティ」
    • 目的:ブランドアイデンティティを確立する
    • 内容:ブランドコンセプトをもとに、ブランドのロゴを決定した。ブランドコンセプトの最終的な確認作業を行い、ブランドの構成要素を確認、ロゴ(ネーム・メイン・サブ・豆太・英字)やブランドのイメージカラー、これらを使用したイメージサンプル画像について決定した。
  • 従来の豆腐のパッケージ写真 従来のとうふのパッケージデザイン
  • ロゴの画像 新ブランドのロゴ

    ブランドコンセプトの最終的な確認作業を行い、ブランドの構成要素を確認、ロゴ(ネーム・メイン・サブ・豆太・英字)やブランドのイメージカラー、これらを使用したイメージサンプル画像について決定した。

企業側の声(感想)
—補助金の申請にあたり 
新たなブランドについて試行錯誤する中で、企業としてのコンセプトや方向性について一度整理をして明確にする必要があると考えICCを紹介して頂き、企業相談を受けました。コーディネーターの方に、これまでの経緯や課題、目指す事業展開等についてお話したうえで、単にパッケージ等のデザインを行うだけではなく、会社の方針や方向性を理解し、より良い方向へ進めていけるような提案をして頂けるクリエイターを紹介して頂きたいと要望しました。これらを簡潔にまとめて頂いた「企業シート」はクリエイターさんに課題や要望等を説明する際に役に立ちました。

—クリエイターとの連携について
コーディネーターの方からご紹介頂いたブランディング会社のCOMMUNEさんへ依頼することを決定し、事業をスタートしました。事業期間中に何回もインタビューや打ち合わせを行い、基本的なコンセプトや方向性が定まりました。最終的なアウトプットである新ブランドのロゴ等のデザインはこちらの漠然とイメージしていたものとは違うものでした。最終的に前提条件で一部変更があったものの、ロゴ等はそのままで進めることになりましたが、それはCOMMUNEさんが自らの提案に対してぶれることなく自信を持ってくださったからです。自分の発想やイメージにはなかったこの新ブランド「未来の大豆」が、今後どのように馴染み、成長していくのか楽しみにしています。

—今後の展開について
今後はこの新ブランドでの商品パッケージ作成を行い、WEB販売や直営店の出店等を行っていく予定です。新ブランド「未来の大豆」を新たな事業の柱として育てていくことで、従来の「豆太」ブランドとの相乗効果を図りたいと考えています。

事例報告(3) モリタ株式会社(道内企業)× AMAYADORI(市内クリエイター)

モリタ株式会社
本社:札幌市白石区  
主な業務:紙器(紙箱パッケージ)・紙加工品の製造及び販売

AMAYADORI
本社:札幌市中央区
主な業務:ブランディングデザイン・パッケージデザイン・広告デザイン

事業名:「紙箱の魅力を伝える攻めのツール『オリジナル紙箱サンプル』『コンセプトブック』制作事業」

現状課題
弊社は札幌市内の紙箱パッケージ製造業。かつて売上げの中心だった中元歳暮ギフト箱等の受注減少により、近年は新規ユーザー獲得に注力してきました。他社と差別化されたものづくりへの取組、デザイン活用、WEBサイトによる発信力の強化を図り、全国各地から受注が入る様になりました。しかし当社は営業スタッフが少数のため、全国のターゲットユーザーをより効果的に集める工夫が求められています。また、今まで当社の良さをアピールする「販促ツール」が無く攻めのPR活動が不十分であり、その様なツールを制作・活用して「良い箱づくりをする会社」という企業ブランド力の向上をもっと図りたいと考えていました。
事業の取り組み
WebサイトやSNSからの新規顧客を増やし、当社のファンを全国からもっと増やすための今までにない攻めのツールを制作。

(1)コンセプトブック=『情報紙「CASE」(創刊号)』
  • 本紙はB4サイズ・8ページ、フルカラー仕様の情報誌。
  • 弊社のクライアント3社を取材し、箱の中に入るクライアント製品への思い、弊社が手がける紙箱パッケージについての感想や依頼時のエピソードを記事にして伝えています。
  • デザイナー・クリエイター、事業オーナー、法人の企画担当者など、クリエイティブに敏感な人を弊社の顧客ターゲットとして設定しているため、読みやすさを保ちつつ、デザイン感度の高い読者を意識した紙面デザインを目指しました。
  • 本紙は新規問合せユーザーへの配布は勿論、フリーペーパーとして一般のショップ・カフェなどにも配布し、潜在ニーズの掘り起こしにも活用する予定です。
(2)オリジナル紙箱サンプル=『モリタの箱見本』
  • 内箱・箔押しプリントカード・外箱で構成される紙箱サンプルです。内箱は「組立箱」「貼箱」「Vカットボックス」という弊社で製作可能な形式の箱が各1個ずつ入ります。
  • それぞれがユニークな変形の箱です。弊社の箱づくりの技術と可能性を伝え、ユーザーのアイデアを刺激するデザインを目指しました。
  • 箱本体と中に入れるオリジナルカードはすべて自社の箔押し加工で行い、印刷見本としても機能します。
  • 同時に制作したWEBサイトランディングページ(オンラインショップ)を弊社自社サイト内に設けて、直接販売を行います。
  • コンセプトブック『情報紙「CASE」(創刊号)』の画像 コンセプトブック『情報紙「CASE」(創刊号)』
  • 箱見本完成画像 オリジナル紙箱サンプル『モリタの箱見本』

    内箱・箔押しプリントカード・外箱で構成される紙箱サンプルです。内箱は「組立箱」「貼箱」「Vカットボックス」という弊社で製作可能な形式の箱が各1個ずつ入ります。

企業側の声(感想)
—補助金の申請にあたり
ある程度弊社で情報整理や課題について明確にしたうえで「ICC企業相談」のヒアリングを受けましたが、課題解決に対する客観的なアドバイスを頂き、方向性をしっかりと定めて取り組む事ができました。「企業シート」は課題整理に役立ち、クリエイターともブレなく情報共有を行う事ができました。
クリエイター(AMAYADORI)さんとは、弊社WEBサイト・企業ロゴ制作の依頼実績もあり、良いコミュニケーションで進める事ができました。今回の制作テーマは「箱見本」「コンセプトブック」の2つで、「コンセプトブック」についてはフリーペーパー的な「情報紙」の形態を提案して貰い、求めていた事を具現化できました。「箱見本」もとてもクリエイティブな提案をしていただき、方向性に迷うことなく制作を進めることが出来ました。

ークリエイターとの連携について
事業を進めていくなかで大変だったことは、「箱見本」は自社製造品のため、クリエイターからのデザイン案と加工可能な形状・形態との修正・擦り合わせを幾度と行ったところです。デザインを箱の形状に合わせて修正して貰うこともありましたが、修正案ではコンセプトやクリエイティビティを損なうことなく、「より良い」答えを出していただき、さすがプロと感じました。
「情報紙(コンセプトブック)」「箱見本」とも、とても満足できるものが完成し、言う事はありません!伝えたいターゲットに向けた魅力的なものが出来上がったと思います。

—今後の展開について
「情報紙”case”」については、年1~2回の発行を目指して継続していきたいと考えています。配布先は当社への問合せユーザーだけでなく、カフェやショップ等にも配布し、当社のものづくりの考え方や取組みをきちんとアピールし、「紙箱の文化」を発信していきたいです。
「箱見本」は、まずはWEBやSNS等を中心にPR販売を行い、当社の良さを知ってもらう事で、より差別化された製品受注に繋げていきたいと考えています。
また、「良い箱」「オリジナティのある箱」を求めるユーザーを、全国から集客できる様な仕掛けを強化し売上アップを図っていきたいです。本事業の取組もその一環ですが、今後Webサイト、SNS発信、道内外でのイベント主催・参加などを積極的に行い、より多くのターゲットへの認知を目指します。

—その他、是非伝えたいコト
「デザインを活かす」ことが企業力アップに繋がります。弊社も取組みを継続し、この事実を伝えていきたいと思います。
クリエイター側の声(感想)

事例報告(4) 株式会社 裕多加ショッピング(道内企業)× 株式会社木村エージェンシー(市内クリエイター)

株式会社 裕多加ショッピング
本社:札幌市北区  
主な業務:酒類の小売等

株式会社木村エージェンシー
本社:札幌市北区
主な業種:広告デザイン・制作等

事業名:「オンライン顧客販売認知促進事業」

現状課題
酒屋としては北海道では相当の老舗であり、自社でオリジナル商品を複数展開するなど面白い取り組みを行っているが、紙媒体での広告と一部SNSによる情報発信しかできておらず、業販に対してのアプローチについてはオンラインを通じてできていないのが現状。
また、お客様の注文手段が主に電話やFAX、Eメールであるため、繁忙期には限られた店舗スタッフで様々な業務をこなさなくてはならず、日々どのように業務を回すかを社内で悩んでいる状況を何とか改善したい。
事業の取り組み
小売メーカーとしてのオンラインサイトを構築し、企業実績、概容、店舗、スタッフの紹介のページを通じて酒屋二号店である酒屋「YUTAKA」を年齢層で区切るのではなく広くオープンにアプローチするためのECを含むWEBページを制作

店舗スタッフが頻繁に情報発信できるように、複数のSNSの投稿や動画配信を始めました。お店の雰囲気がわかるように写真を多めにして、裕多加らしさのあるイベントもイベントカレンダーで紹介できるようになりました。
オンラインサイト構築(骨組み)ができたので実店舗ではECサイトのご案内を始め、繁忙期に向けてユーザーがECと店舗と振り分けられるようにしています。本店(銘酒の裕多加)と新店舗(YUTAKA)の詳細、写真、スタッフ紹介などを取り入れて、暖かみのあるHPサイトにしました。
  • 銘酒の裕多加 オンラインサイトのトップ画像 銘酒の裕多加 公式サイト

銘酒の裕多加公式サイト (外部サイト)新規ページで開きます

企業側の声(感想)
—補助金の申請にあたり
今まで自社だけでは中々解決に至らず、理想とする想いをどうやって具現化していいか曖昧だった部分が多かったのですが、ICC企業相談を利用した事で、私達の気づかない点が明確になって解決策が分かり、新たな可能性を見つける事ができたように思います。
クリエイターの目線は、私達にはない部分なので一つ一つのプロセスがとても勉強になる事が多かったです。想いを形にしていく過程は、より細かく具体的に自社の方向性を認識していくきっかけにもなり、前より自社のブランディングがわかりやすく表現できるようになりました。

—クリエイターとの連携について
事業を進めていく中で、弊社とクリエイターのイメージしてるものをしっかりとすり合わせていく事が大変でした。重要視している部分の違いも有り、時間がかかってしまう事がありました。
こちらの要望をできる限り形にしようと最後まで諦めずに試行錯誤してくださっていたことにプロ意識を感じました。新たなフィールドとして発信して行けるような土台を作っていただけたので、スタッフがオンライン上でもファンづくりをしやすい環境になり、今後の販売戦略にも有効活用できそうです。

—今後の展開について
今の時代に合わせて、お店に常に来店できないなどのお客様のためにオンラインサイトから定期購入が出来る企画を立ち上げたり、お店にいるような雰囲気で日本酒の知識が知れるように、スタッフの動画配信をこまめに行なっていく予定です。あらゆるお客様からの購入を考え、実店舗でもオンラインの宣伝をしながら、サイトの商品数も実店舗に近づけていきます。常時更新されている状態を続けて魅力のあるHPオンラインサイトにしていきたいです。

問合わせ先

インタークロス・クリエイティブ・センター 事務局

ICC事務局の受付・取扱時間は、9時から17時までとなっております。
(土曜日、日曜日、祝日は除きます。)

  • 住所:郵便番号003-0005 札幌市白石区東札幌5条1丁目1-1
  • 電話:011-817-8911
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  • E-mail:info@icc-jp.com