2日間の起業体験プログラム「Startup Base U18 in 札幌」終了。
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本ワークショップでは、「起業体験プログラム」に沿った2日間のワークショップを体験することで、参加学生が、社会の課題やテーマを自らで発見し、チーム仲間を巻き込み、試行錯誤を繰り返しながら、「自らの道を切り開き、価値を作り出す力(起業家精神)」の大切さを実感することが目的です。
誰もがどの職業でも必要とされる「考えるチカラ」、「伝えるチカラ」。
起業家になる人だけが求められるチカラではありません。
「考える→実証する」ことを繰り返し、アイディアを具現化させていく過程を体験することで、モノゴトの見方や表現方法にも深みが増していきます。
2日間の起業家体験プログラム
1日目:アイディア出しから法人設立、そしてメンタリングへ。
1日目は、事前に宿題として準備してきた個々のアイディア発表から開始。参加者13名、13アイディアが発表されます。その後、アイディアに共感した者同士によるチームを結成し、チーム仲間が共同経営者となり、本場さながらに法人を設立します。
法人名を決め、各アイディアをひとつのアイディアにブラッシュアップさせながら、最終的には、会社として「これは売れる!」という、新しい商品やサービスを考えていきます。
初日の最後は、専門家によるメンタリング。
アイディアを具現化させるためのヒントや意見を受け、翌日にむけた課題をまとめていきます。
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2日目:フィールドワークでの検証からプロトタイプへ。
2日目は、参加者同士がビジネスアイディアに対する質疑応答を行うアイディアのブラッシュアップから再開。大通での街頭インタビューを経て、新商品や新サービスのプロトタイプ(試作品)の作成を進めました。最終プレゼンでは、審査委員によって選ばれる最優秀賞と観覧者全員の投票によって選ばれるオーディエンス賞をチームで競い合いました。
2日間という短い時間でしたが、各チームがお互いの「強み」「弱み」について活発に意見を交わし合う姿がとても印象的でした。4校13名6チーム、学校学年の垣根を越えた学校間の交流も大いに深まったようです。
なお、受賞者は今回のビジネスアイディアをブラッシュアップさせ、No Maps会期中のオフィシャルmeetupでアイディアを発表する機会も設けられました。
参加者の皆さま、お疲れさまでした。
【ワークショップの参加者の声】(抜粋)
- アイディがあってもそれを実用するためには、多くの段階が必要だと思った。
- 自分が当たり前に普段使っているサービスがいかに工夫されて提供されているのがよくわかりました。なので、周りを見る目が変わりました。
- 何でもできるのは何もできない、という言葉が刺さりました。確かにそうだなと思ったし、企業以外にも当てはまると思います。私も私の武器をつくりたいと思います。
- これまでこのようなイベントに参加したことはなかったが、多様な価値観をもつ人と知り合い、やったことがないことをやってみるために参加した。また、大学では経営学を学びたいので自分のやりたいことを決める判断材料として経験したいと思いました。
- とても自分の将来のためになるセミナーでした。メンターさんやファシリテーターさんの言葉一つ一つに驚きや発見があり、ここが社会人と高校生との違いかと思う場面がいくつかあり、とても楽しかったです。また、チームメイトにも助けられました。
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ワークショップ概要
日時:2018年9月29日(土曜日)・30日(日曜日)両日10:30~19:00
場所:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市白石区東札幌5条1丁目1-1 )
対象:高校生、高専生
参加費:2,500円
主催:(一財)さっぽろ産業振興財団
共催:No Maps実行委員会
後援:札幌市教育委員会、北海道教育委員会
協力:株式会社まつりば
・山崎清昭(株式会社デジタルガレージ 北海道プロジェクトマネージャー)
・藤間恭平(北海道新聞社)
審査委員:
・安田光孝(北海道情報大学情報メディア学部 教授/メディア・クリエイティブ・センター センター長)
・服部 亮太(クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 ローカルチーム マネージャー / No Maps実行委員会)
・酒井 裕司(一般財団法人さっぽろ産業振興財団 専務理事)