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「SMFコトバワークショップ2017」終了

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7月8日(土曜日)9日(日曜日)の2日間、札幌メディア・アート・フォーラム(SMF)による、学生とプロによる「コトバ・ワークショップ2017」が開催されました。
プロのコピーライターさんから「直接」学べる貴重なワークショップとして毎年好評です。
今年は道内各地より7校26名が参加。学校、学部、学年の垣根を越えて、コトバと真剣に向き合う時間を共有しました。

札幌メディア・アート・フォーラム(SMF)とは?
産学官の活動体として、情報文化学会北海道支部、行政(札幌市、ICC)、関連教育機関、現場のクリエイター、関連企業などと連携をとりながら、メディア・アート・デザインおよび産業の高度化、活性化に寄与する活動を展開しています。

「知ってるコトバの 知らない使い方。」

1日目:日本語はむずかしい。

今年のフィールドワークは、
「まち歩き」から「企業訪問」へ。

初の夏開催も相まって、
スタート時から、熱気がむんむん。

先ずは、講師の方々より、
取材の仕方や、コピーの作り方について、
ポイントを教わります。

今年の課題は、2件の企業を訪問し、
各テーマに沿ってコピーをつくること。

1件目は、お花屋さん「ブランディア」
テーマは「花の消費量を上げる」

「札幌花市場」をクライアント名にして、
店頭POPや地下鉄ポスターにのせる
キャッチコピーを発案しよう。

2件目は、紙の箱屋さん「モリタ」
テーマは「ミニマム(商品名)の販売促進」

売り場POP(東急ハンズ)につける
キャッチコピーを発案しよう。

各チームのリーダーも決まり、
取材の準備も整いました。

ICCから歩いて行きます。
いざ、出発!

A:阿部玲奈さんチーム
B:池端宏介さんチーム
C:遠藤誠之さんチーム
D:東井崇さんチーム
E:長岡晋一郎さんチーム
F:三枝史子さんチーム

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取材からもどると、
チーム内で、気づき・視点・疑問をシェアし、
それらを「キーワード化」していきます。

チームごとのキーワード説明に向けて、
締切時間ギリギリまで書き出します。

模造紙に付箋をはりつけ、
キーワードをみんなで共有。
つくった者がそのコトバの意味を説明していきます。

なぜ、そう感じたのか。
なぜ、そう表現したのか。

受け取る側と、発信する側。
説明を聞いて、そうか、なるほどと理解します。

限られた時間の中で、
多くの情報を整理し、
自身の思いを伝えること、
これもまた、簡単そうで難しい。

さて、恒例の宿題です。
各テーマにつき、コピー100本いけるかな。

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2日目:日本語はおもしろい。

2日目も順調、猛暑です。

前日の疲れも吹き飛ばす、
エネルギッシュな若者たち。

宿題のコピー100本、達成者も数名!

性格もイメージも考え方もイロイロな6名の講師陣。

彼らからの助言やつっこみで、
前日のキーワードが どんどん磨き上げられていきます。

どれだけ新しい視点で、ものごとを考えられるのか。
頭もこころも全て使います。

行き詰ったら、2Fのアイディア空間でブラッシュアップ。

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午後からはチームごとのプレゼン大会。
2本のキャッチコピーで戦います。

◆予選:「モリタ」のコピー
◆決勝:「ブランディア」のコピー

コトバを受け取った側が、どう感じるのか。
買いたくなる、使いたくなる。
消費者のこころをどれだけ揺さぶることができるのか。

みなさん、緊張しながらも、
しっかりとしたプレゼンをしております。

最後に、コピーライターの大・大先輩、
三浦清隆さんからもコメントをいただきます。

プロにも負けないコピーもちらほら、
この貴重な経験を大切に、と。

さて、今年の優勝チームは、


体当たりでプレゼンしてくれた、
E:長岡晋一郎さんチーム!
おめでとうございます。

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ICCは、これから社会に羽ばたく学生のみなさんを応援しております。
それは、どのような職業でも、クリエイティブな発想は求められるからです。

コトバワークショップでは、
大学4年間、遠方から毎年参加してくれた学生さんをはじめ、
リピーターも徐々に増えてきております。

参加者の「日本語が好きなんだと実感した」というフレーズが、
ワークショップの全てを物語っているような気がしました。

講師のみなさま、学生のみなさま、OG/OBのみなさま、
暑い暑い2日間、お疲れ様でした。

最後に・・・
ICCでは、さまざまな取り組みをおこなっています。
・クリエイティビティを磨く「ESIN ワークショップ」
・俳優、映像製作に関るワークショップ
・「デザインの広義」についてお話をする経営者向けのデザイン講座
などなど

HPやメルマガ、FBなどで、ご紹介しておりますので、
是非、興味のある方はご参加ください!