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レポート:第8回 ICCクリエイティブミーティング

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左)武藤さん (中央)稲田監督 (右)高橋監督

12月19日(金)の19:00からICC 1FのCafe Plus にて第8回クリエイティブ・ミーティングが行われた。
クリエイティブ・ミーティングとは、ICCや札幌のクリエイター達が集まって、ある議題をもとに皆で話し合う。
今回のテーマは『札幌の映像コンテンツ制作の現状』
会場には、クリエイターを志す学生や、映像作家など30人程が集まった。

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まずは、さっぽろフィルムコミッションの武藤さんがフィルムコミッションの紹介と、人材育成事業として行われたニセコプロジェクトを説明した。
ニセコプロジェクトとは、札幌市内に映像産業を根付かせることを目的として、映像製作の現場にプロと共に若者が入り技術を学ぶ体験型の映像学習プロジェクトのこと。
このプロジェクトで若者達が製作した、北海道ニセコ町を舞台としたドキュメンタリー映画「Change」が公開された。
作品は30分ほどの長さだが、テンポのよい音楽がとても心地よく、いつのまにか会場の人は映像に見入っていた。

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ニセコプロジェクト「Change」の撮影風景

 

その後、ICCに入居しているBLOCKHEAD FILMSの高橋監督が自己紹介を行い、現在ICCに同じく入居しているハレバレシャシンと共同製作中の「God of Rock'n'Roll(仮称)」の1分程の予告編を公開した。
ロックを題材にした作品で、エレキギターのサウンドがとても印象的だった。

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BLOCKHEAD FILMS x ハレバレシャシン 製作の「God of Rock'n'Roll(仮称)」の一場面

 

そして、「Change」の稲田監督・「God of Rock'n'Roll(仮称)」の高橋監督とさっぽろフィルムコミッションの武藤さんを中心として、札幌と映像コンテンツをキーワードとした議論が行われた。
「コンテンツを作るには、厳しく作品を評価しなければいけない」との高橋さんのコメントに会場中がうなずいていた。

 

約2時間程のミーティングの後に、会は交流会へと移り、今回はクリスマスシーズンということもあり、クリスマスパーティとなった。
特別企画として、「Change」の稲田監督がICCをロケ地として撮り卸したばかりの作品「Non title letter」を上映した。
作品は、クリエイティブ・ミーティングの会場となったICC CafePlusを舞台したクリスマスストーリーとなっており、見る人の注目を集めた。

 

取材:ICC アシスタント・コーディネーター 倉本