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ショートフィルム「Spelling Dystopia」上映会開催

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  12月13日(土)、株式会社内田洋行北海道支社1階のイベントホール「ユビキタス創造広場ユーカラ」札幌市立大学准教授のニーナ・フィッシャーさんとマロアン・エルサニさんが制作したショートフィルム「Spelling Dystopia」の上映会を開催しました。

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左から2人目がマロアンさん、同3人目がニーナさん。

この上映会は、 ICCがクリエイターのスキルアップや交流を目的として主催する「クリエイティブミーティング」の一環として行われ、約40人が参加。
本編の上映の後には、札幌市立大学の学生が編集したメイキングフィルムも上映されました。

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上映は2画面で行なわれました。

ニーナさんとマロアンさんは、ドイツ、ベルリン、札幌を拠点に活動するクリエイターで、2007年から札幌市立大学で准教授として教鞭に立ちながら、映像作品、インスタレーション、写真などの表現媒体による作品を制作しています。

「Spelling Dystopia」は、長崎県の沖合に位置する「端島」が舞台の16分ほどのショートフィルム。端島は、コンクリートで人工的に作られた炭坑の島で、1974年に資源が枯渇し現在は無人島となっています。近年は映画「バトルロワイヤル」のロケ地としても有名なこの島にカメラが入ったのは、2000年以来8年振りのこととなりました。

作品は、北海道札幌平岸高校の生徒による人文字の映像と端島の映像が同時に流されるもので、この島が果たした役割と歴史を探りながら、現代の高校生により島の印象が語られる構成になっています。
撮影を担当したのはICC入居者のニューピークフィルム、制作協力を、S-AIRやさっぽろフィルムコミッションなどが行っています。

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制作にかかわった方たちです。

上映会終了後は交流会も開催され、ニーナさんとマロアンさんを中心に活発な意見交換が行われました。

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交流会のケータリングはキッチンサポート青キッチンサポート青の青山さんにお願いしました。

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交流会の様子です。

ニーナさんとマロアンさんのウエブサイト
http://www.fischerelsani.net/

ICC事務局 小林 大介