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BARB バーブ(冨田哲司)

「BARBバーブ」

GU aka TETSUSHI TOMITA ART EXHIBITION
2011年2月5日(土)~2月13日(日)
平日 18:00~22:00
土日・祝日 14:00~21:00
13日19:00終了
INFO
totomita@kyp.biglobe.ne.jp
@salon cojica サロン・コジカ
北海道札幌市中央区北3条東2丁目 中西ビル1F

salon.cojica@gmail.com

戦争文化という言葉があります。私達の生活の中に深く入りこんだ戦争の痕跡。現代社会は、科学技術、経済、ファッションにいたるまで、あらゆる分野で戦争の計り知れない影響を受けています。
それは、ぬぐい去ろうとしても消えない傷なのでしょうか?それとも誇るべき勲章なのでしょうか?もはや戦後ではなくなり、パワーバランスではなく、テロリズムや遠隔操作というリアリティのない新しい戦争に直面しつつあります。私は日常のカルチャーやデザインに落とし込んだ戦争の要素を、真逆の形でインスタレーションとして同居させることによって、宙ぶらりんになった私達の「戦争」をいかに捉えるべきなのか、インセンティブを喚起する新しいアートによる視点を提供したいと考えています。

 平面作品、映像など複数のメディアでインスタレーションを展開します。本展覧会は、12日をメインに雪をテーマにした都市型アートプロジェクト「Sapporo2」と、地域型ランドスケープアートの「ウィンターサーカス」、2月18日からモエレ沼公園ガラスのピラミッド周辺で開催される「SNOWSCAPE MOERE6」との連携企画を予定しています。詳細情報は、http://tetsushitomita.comに随時UPしていきます。併せてご覧下さい。
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「Sapporo2project」「ウィンターサーカス」「SNOWSCAPE MOERE6」連携企画
雪をテーマにした映像インスタレーションを公開します。
「LWIPE」
タイトルの「LWIPE」は、「LIE-つもる」と「WIPE-ぬぐう」という二つの言葉を組み合わせた造語です。私にとって雪は、景観を変える圧倒的なマスと、瞬時に溶けて消えてしまう儚さの二面性を持った存在です。ワイパーの軌跡を描いた「ぬぐう」映像が、反転した光となって投影され、「つもった」雪を浮かび上がらせます。対となる要素を同時に表現する試みです
 幼少の頃、冬の道を車で移動している間、後部座席からワイパーの規則的なムーブメントとリズムにあわせてオリジナルの歌を作って遊んだことを思い出します。私にとってワイパーは「旅」を感じさせるノスタルジックな存在でした。本作品では、旅をするように移動しながら、複数の会場で同時多発的に行われることによって、雪の遍在性を表現します。雪原や斜面、雪のオブジェクトなどに自由に投射して、映像の光を追いかけ、影絵で遊ぶことができます。他のアーティストとの恊働の可能性も考えられます。
 12日(土)のサロンコジカでの展示もチェンジします。2011年で6回目となるウィンターサーカスは、「ウィンターサーカス 2011 vol.6 雪のランドアートプロジェクト ~雪の魅力」として、複数会場で実施予定です。「SNOWSCAPE MOERE6」では18日からモエレ沼公園SNOWLOUNGE内で実施を予定しています。

「Sapporo2 project」

「ウィンターサーカス」

「SNOWSCAPE MOERE6 SURVAIVAL」

協力:saloncojica/Sapporo2 Project実行委員会/ウィンターサーカス実行委員会/スノースケープモエレ実行委員会/3KG