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レポート:シロクロ×ICC in SDW 2009

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10月29日(木)、ICCカフェプラスで、インテリアデザインユニット「シロクロ」が主催するトークセッション「オーガニックなデザイン」を開催しました。このイベントは、札幌デザインウィーク2009の一環として行なわれたもので、同ウィークのメインテーマ「オーガニック」を軸に、「デザイン」と「農業」に関わりの深いパネリストのトークが繰り広げられました。

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インテリアデザインユニット「シロクロ」。写真上がシロさん、同下がクロさん。クロさんの実家が農業を営んでいるということもあり、今回の企画となりました。

職種は違えど信念に基づいた生活を送っているパネリストの皆さんですが、共通しているところは「有機的な活動」を積極的に行っているところ。ヤギを2頭購入し百姓を目指している建築家、北の食の価値を高めたいとオーガニックの温かみを伝え続けているフードマイスター、付加価値の部分を写真で表現していきた いと活動している写真家、そして自ら土地を開墾しWWOOFの受け入れにも積極的な農家の代表など個性豊かな方々が集まりました。

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はるきちオーガニックファーム 代表 小林卓也さん。大学で環境問題を学び、24歳から有機農業を始める。「これから家庭を築く20代~30代の方に有機農業の重要性を伝えたい」

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GreenHands 代表 大宮あゆみさん。20代のころ、ニュージーランドで有機農業に出会う。「太陽の暖かさに支えられて私たちは生きている。自然の営みに逆らわない暖かみが大事だと思う」。

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アトリエ AG PLANNING 尾形剛弥氏。「百姓」を目指す建築家。「今年、山羊を二頭飼いました。半建半農です。衣食住すべてをデザインしてみたい」

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写真家 宮崎誠さん。「クリエイター、プランナーそして農家の方たちとプロジェクトを始めました。今日はいろいろな意見を聞きたいと思い参加しました」

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ICCチーフコーディネーター 久保俊哉氏。全農に8年間勤務した経験を持つ。

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札幌デザインウィーク実行委員長山岸氏からは、デザイナー側の意見として、パッケージの有り方や問題点も提起され、農業とデザイン両側からお互い知るきっかけとなった今回のトークセッション。その後の交流会では、参加者からの鋭い質問や白熱した意見交換も見られ、新たな繋がりが生まれていった一夜でした。

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