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「SMFコトバワークショップ2015」終了

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10月24日(土曜日)25日(日曜日)の2日間、札幌メディア・アート・フォーラム(SMF)による、学生とプロによる「コトバ・ワークショップ2015」が開催されました。プロのコピーライターさんから「直接」学べる貴重なワークショップとして毎年好評ですが、今年は道外の大学からも参加があり総勢29名が、学校、学部の垣根を越えて、純粋に「コトバと向き合う」時間を共有できたようです。

札幌メディア・アート・フォーラム(SMF)とは?
産学官の活動体として、情報文化学会北海道支部、行政(札幌市)、関連教育機関、現場のクリエイター、関連企業などと連携をとりながら、メディア・アート・デザインおよび産業の高度化、活性化に寄与する活動を展開しています。

SMF「コトバ・ワークショップ2015」

伝えなかった無念より、
伝わらなかった残念の方が、
心に残る。

1日目:雨ニモマケズ。風ニモマケズ。

初日は、チームごとに対象エリアを散策します。
A:池端宏介さんチーム【すすきのエリア】
B:遠藤誠之さんチーム【新さっぽろエリア】
C:讃良奈央子さんチーム【平岸エリア】
D:東井崇さんチーム【琴似エリア】
E:長岡晋一郎さんチーム【円山エリア】
F:三枝史子さんチーム【北18条エリア】

今回は、長岡さんのレクチャーでスタート。
「視点」の持ち方を学ぶ、とは?

雨風の中、各チーム出発です!
ホッカイロ、今年は大活躍。

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フィールドワークから持ち帰った数々の気付きを、
ひたすら「キーワード化」していく1日目後半。

粛々と書き出す、
静かで熱い時間の始まりです。

各自キーワードを出し尽くしたあとは、
チームごとの発表へと移ります。

1日目のしめは、
講師の方々からの簡単レクチャー。

宿題は?
もちろん、「キャッチコピー100本ずつ考えてこよう」

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2日目:自分ニモマケズ。

さて、2日目は、
池端さんのレクチャーから始まります。
コピーは、アートじゃない。コミュニケーションです。
なるほど。

「理解してもらえる」一言を追及する。
・・大人になっても、永遠のテーマです。

プレゼンでは、1人2本のキャッチコピーをつくります。
予選用の、ヒト・モノ・コト・ミセ(具象物)に対するコピー
決勝用の、各エリアに対するコピー

たくさん出したキーワードをベースに、
講師のみなさんから、助言、つっこみ、激励 をうけながら、
自分と戦っております。

煮詰まったら、ICCの2F、クロスラボでリフレッシュ。
こちらの空間も、デザイナーと学生とのワークショップで、
生み出されました。

さて、どのようなコピーが出来上がるのか?

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  • toi
  • sagara
  • ikehata
  • nagaoka,endo
  • mitsueda
  • koushi
  • rabo
コピーのプレゼンは難しい。
言いたいだけでは、自己満足。
気付いてほしいだけでは、力不足。

ターゲットは誰に?
何を伝えたいのか?
どう表現したいのか?

初めてのコピープレゼンに緊張しながらも、
みなさん、精一杯伝えようと奮起しております。

さて、優勝チームですが



おめでとうございます!
三枝さん率いる、Fチーム。
講師からの個人賞も盛り上がります。

そして、今回が初めてとなる「ICC賞」も!
かなり綿密に審査を行いました。

コピーライターの大先輩、
三浦さんからの温かくもピリッとした講評で、
ワークショップは幕を閉じました。

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  • shinsa
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  • ikehatasho
  • endosho
  • sagasrasho
  • nagaokasho
  • toisho
  • mitsuedasho
  • michiyasupannda
  • iccsho
  • miura
  • zentai
コトバワークショップは、今年で5年目。
旧ICC(豊平区)の頃に、スタートしました。

当時学生だった参加者も、
今では、すっかり「クリエイティブ」な発想を武器に、
市内各地で活躍しております。

クリエイティブ職に就く、というよりは、
クリエイティブに考えることができる、ということが大切です。

互いに刺激し合い、創造力豊かな人が増えることで、
札幌市全体が創造性あふれる都市になっていく。
そして、その結果、クリエイティブ産業が活性化していく。
そんな、スパイラルを目的のひとつとして、
ICCは「コンテンツ」を生み出すクリエイターの支援を行ったり、
クリエイターと他産業企業を「つなぐ」場所となって、
日々奮闘しております。

参加した学生さんだけではなく、講師の方や運営スタッフの方にも、
各々の立場で、何か意義を感じていただけましたら幸いです。