6/11 NZアートシーン講演会
6月11日(金)に札幌市中央区にあるCAI02_Contemporary Art Instituteにて、ICC、NPO法人S-AIR、国際交流基金との協力事業で招かれているアーティスト、ニュージーランド(以下NZ)の現代美術アーティスト・スティーブ・カー氏によるNZアートシーン講演会が行なわれました。
現在NZで注目されている若手アーティストをはじめ、マオリの伝統文化がNZアートシーンにどのように反映されてきたかなど、1980年代から現在に渡って活躍しているアーティストの作品を紹介したり、歴史的背景を折りまぜながら説明していただきました。 また、地理的にヨーロッパなど主要なアートシーンから離れていることや、作品を制作しても発表する場が少ないなど、NZアーティストが抱える現状についても、お話しして下さいました。
マオリのアーティストMichael Parekowhai氏(左)と、ヨーロッパの血を引くグラフィックデザイナーGordon Walters氏(右)の作品。どちらもマオリの伝統模様をモチーフにしている。
若手女性アーティストSeraphine Pick氏の作品 空想的な情景を表す作風が印象的。
Bill Hammond氏の作品 NZ国内でも数多くのファンがいる有名アーティスト。
スティーブ氏は、6月18日(金)~20日(日)の3日間、ICCにて、同じく招へいアーティストとして来札しているタイの映像作家・パタヴィーヴィラヌヴァット氏と共に、札幌滞在中に制作した作品発表会、オープンスタジオを開催します。
ぜひお楽しみに!
会場は立ち見のお客様も