レポート: 版画作品展 Drawing Ezo
12月5日(金)から、 ICC+S-AIR 2008 Residency Program で札幌滞在中の ジェマ・アンダソン Gemma Anderson(北アイルランド)の版画展覧会が始まった。
会場は、札幌市中央区で洋服のセレクトショップを展開する Nepenthes の2階にあるNepenthes Gallery (ネペンテスギャラリー)。
白い壁を貴重としたギャラリーには、ジェマの淡い作品がとてもよく映えている。
オープニングには多くの人が訪れ、作品に見入っていた。
また、ジェマ本人も会場に現れ、訪れたお客さんとの交流を楽しんだ。
展示されている作品は、札幌で出会った人々のポートレートが中心。会場では、ジェマがお客さんにポートレートを描かせてほしいと依頼する一幕もあった。
19時から1階の服売り場でレセプション・パーティーが行われた。S-AIRの代表、柴田氏の挨拶に続き、ジェマが感謝の言葉を述べ、パーティーは終始和やかなムードが続いた。
展覧会は、12月18日(木)まで同会場にて催される。
ジェマ・アンダソン Gemma Anderson (Northern Ireland)
銅版画を用いた繊細な線によるポートレートを制作。描くモデルとその人物にまつわるストーリーからモチーフを選び、人物と共に画面の中に構成。画面にはモチーフが交錯したジオラマのような風景が出現する。
版画作品展
タイトル:Drawing Ezo
日程:12月5日 (金) - 12月18日(木)
時間:12:00 - 21:00
会場
Nepenthes Gallery (ネペンテスギャラリー)
札幌市中央区南2条西8丁目2-1
Tel: 011-280-7577
www.nepenthes.co.jp
展覧会共催: Nepenthes Gallery
取材: ICC アシスタント・コーディネーター 倉本浩平