レポート:ショートフィルムと空間
10月31日(金)18:00より札幌市中央区の(株)内田洋行ユビキタス協創広場U-calaで、ICCと北海道インテリアプランナー協会が主催するイベント『ショートフィルムと空間』が行われた。
サッポロデザインウィークの一環として行なわれたこのイベントは、、映画監督と建築家、インテリアデザイナーが各自の視点で「空間」について語り合うというもの。
当日は、小雨がぱらつく悪天候にも関わらず、約80名が詰めかけた。
ほぼ満員となった会場。
ゲストとしてとして出演したのは、映像作家の児玉潤二郎さん(スノーバグス)と、映画監督の島田英二さん(スノーバグス)。二人は、ICCのOBでもある。
会場で上映されたのは、児玉さんの『注意書き』、島田さんの『おもてなし』の2本のコメディータッチのショートフィルム。
『注意書き』は、第3回札幌国際短編映画祭で道内賞を受賞した作品、『おもてなし』は、日本の美意識を料理をモチーフにして表現した作品となっており、上映中は、笑い声や歓声があがっていた。
写真左は、児玉さんが手がけるプロジェクト「コルメ」、同右は島田さんが作成した映像。
トークセッションの様子。
上映後に行なわれたトークセッションでは、映画製作や監督としての視点といった話題が取り上げられ、参加者たちは、みな熱心に聞き入っていた。
その後の交流会では、『おもてなし』に出てくる料理を手がけたシェフ、青山則靖さんの料理を楽しみながら、参加者たちと映画監督2人の積極的な意見交換が行なわれていた。
多くの方が参加した交流会。青山さんの料理も大好評でした。
取材:倉本浩平